港南小学校の子供たちのために
校長 船木 亮作
東京オリンピックが開催され、日本中が活気に満ち溢れていた昭和39年4月、芝浦小学校分校から独立開校した港南小学校は、今年56年目を迎えます。人類の愛と平和に貢献するオリンピックの精神と、世界へ羽ばたく子供たちを育てていこうという願いのもと校章には、桜の花の中に五輪があしらわれています。
運河に囲まれた本校は、近年人口増加とともに、児童数も急激に増加しました。
令和2年度は、わかば学級を含め236名の新一年生を迎えました。4月3日現在、全校児童数は1348名。学級数は、わかば学級が4学級、通常学級が37学級の合計41学級です。児童数の多さ、そして平成23年度に建設された新校舎や広大な人工芝のグラウンドを学校の利点とし、教職員一同、学校教育を通じてお子様の成長の一端を担ってまいります。
さて、教育目標は、
「よく考えて 学習する子
すなおで 心豊かな子
進んで働き 協力する子
健康で がんばりぬく子」
を掲げています。
この教育目標を具現化するために重点を置いて取り組む点は、次の通りです。
・各教科の基礎的基本的な学習内容の確実な定着と発展的な学習の展開
・人権や生命を尊重し、自他のよさを認めることのできる学級・学年づくり
・体力の向上と、一人一人の能力に合った運動への取組
特に今年度も、「豊かな心の育成」に向け様々な取組を行っていきます。
本校は、令和2・3年度と港区研究奨励校の指定を受け、「豊かな心を育てる ~協働的な学びを通して~」という研究主題のもと、教育研究に取り組んでまいります。
昨年度末から新型コロナウイルスの影響で臨時休業が続いています。先の見えない状況が続いていますが、常に「臨機応変」に対応していきたいと考えています。
地域に支えられて発展を続ける港南小学校を今年度も引き続き、よろしくお願いいたします。