学級の概要
1 対象児童 軽度知的障害の児童
2 学級数 5学級
3 電 話 03-3474-1501(学校)
03-3474-9832(特別支援学級)
03-3474-1500(FAX)
学年 |
1年 |
2年 |
3年 |
4年 |
5年 |
6年 |
計 |
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児童数 |
男 |
女 |
男 |
女 |
男 |
女 |
男 |
女 |
男 |
女 |
男 |
女 |
男 |
女 |
1 |
1 |
4 |
3 |
3 |
6 |
1 |
0 |
7 |
0 |
5 |
1 |
21 |
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計 |
2 |
7 |
9 |
1 |
7 |
6 |
32 |
知的障害学級について
知的障害学級は、知的に障害のある子供たちのための学級です。
通常の学級の1学級35人定員(第6学年は40人)に対して、この学級は1学級8名で編成されています。また、学級数に加えて1名の教員が加配されています。
知的障害学級では、障害のある子どもたちが、将来、社会の一員としてその子なりに自立し、主体的な生活をおくることができるように、一人ひとりの子どもたちの発達に応じた目標を決めて学習をしています。たとえば、わかば学級では次のような学習を行っています。
- 挨拶、衣服の着脱や排泄、食事などの基本的生活習慣を身に付ける学習
- 個別やグループで、一人一人に合わせて行う確かな学力を身に付ける国語、言語、算数の学習
- 国語及び算数の基礎・基本の力を定着させる「基礎の時間」
- 豊かな心や表現する喜びを育て、精神の安定を図る音楽や図工、健やかな体と忍耐力、健やかな心を育成するための体育の学習
- 栽培や調理、買い物、お楽しみ会の計画・実施、校外学習などのように、理科や社会科等の教科、道徳や特別活動等の領域の内容を学習しながら、目的に向かって努力したり、協力して行ったりすることの大切さや自分で考えて工夫する楽しさを知る生活単元学習
- 交流及び共同学習や英語活動を中心とした総合的な学習の時間での学習
- 学年集団への所属感や集団での行動力や社会性を高めるための通常の学級での交流及び共同学習
- 自分の障害について正しく理解し、受け止めることにつながる、区内小中学校の知的障害学級との共同学習
このような学習のほかにも、係や当番活動などに取り組み、集団として主体的に学校生活を送ることで、将来地域の中で自立した生活をするための基礎となる力を養っています。
そして、直接的な支援を行わないことも一つの支援と考えて、敢えて見守り、子どもが言い争ったり、試行錯誤したりする中で、考える経験も大切にしています。
学級内の学習だけでなく、兄弟班活動、クラブ活動や委員会活動などの特別活動、運動会などの学校行事、交流給食、休み時間、教科交流など、いろいろな場面で通常の学級との交流を行っています。通常の学級との交流によって大きな集団のもつエネルギーを吸収し、たくさんの友達と遊ぶ喜びや社会性など、学級だけでは学ぶことのできないものを身に付けていきます。通常の学級の子どもたちも、このような関わりを通して、障害のある子どもたちに対する理解を深めています。
また、区内の他の知的障害学級との合同遠足、合同移動教室(4~6年)では、1年生から6年生まで合わせても、区としては少人数であるという特性を生かして、いつもは別に学習している友達と励まし合ったり、協力し合ったり、競い合ったりしながら活動する楽しさを感じることができるように工夫しています。合同運動会では、区内の中学校の知的障害学級6校の先輩と一緒に活動する中で、中学生へのあこがれや生涯にわたって学習することへの期待感を高めています。
このように知的障害学級では、学級を基盤として、自立につながる基礎・基本の力とそれを生かすための力を蓄え、校内の通常の学級や区内の特別支援学級との交流及び共同学習を通して、それらをより広い場所でも自分の力として発揮できるように学習活動を組み立てています。
指導形態(令和6年度) |
《教科・領域》 絵画・工作クラブ、パソコンクラブ、手芸クラブ、 昔遊びクラブ、室内スポーツクラブ、 卓球クラブ、 ベースボールクラブなど 【令和5年度】科学理科クラブ、音楽クラブ、模型クラブ、 パソコンクラブ、手芸クラブ、昔遊びクラブなど 栽培委員会、環境委員会、放送委員会など 【令和5年度】給食委員会、図書委員会、保健委員会、栽培委員会、環境委員会など |